みなさんは、「パプリカ」と聞くと
野菜の「パプリカ」と 歌の「パプリカ」
どちらを先に思い浮かべますか?
歌の「パプリカ」を思い浮かべる方も
多いのではないでしょうか?
今や、大人から子どもまで 、誰もが
1度は耳にしたことがあると思います。
へなちょここも、今では
「パプリカ」と聞くと
米津玄師さんが作曲された
「パプリカ」を思い浮かべてしまいます。
しかし、なぜ歌のタイトルが
「パプリカ」なんだろう?
「パプリカ」ってどんな花が咲くんだろう?
そもそも応援ソングなの?
米津玄師さんって、応援ソングのイメージ
全然ないですよね。
「パプリカ」は、応援ソングらしくないけれど
1度聞くと、つい歌いたくなりますよね!
この記事では、なぜ「パプリカ」なのか
「パプリカ」の歌に込められた意味を
米津玄師さんご本人のインタビューを元に
考察してみました!
なぜタイトルは「パプリカ」なのか?
プロデュースさしてもらいました。どうぞよろしく。
<NHK>2020応援ソング「パプリカ」ダンス ミュージックビデオ https://t.co/dXVSUA0u9R @YouTubeより
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) July 19, 2018
結論から言うと、「音の響き」です。
「パプリカ」って響き
なんだか可愛らしいですよね♪
米津玄師さんご自身のインタビューでも
お話ししてくださっています。
「パプリカ」というタイトルは?
音の響きですね。パプリカという物自体のポップな感じ、かわいい感じもあって。わかりやすい意味は無いですけど、何も考えていないと思われる事への危惧もあります。大人になると、本当は何でもやっていいのに、論理的な思考回路に縛られてしまう感じがあると思うんですよね。でも、子ども向けの絵本を見ても、どこか荒唐無稽な感じがあって、イマジネーションの世界なんですよね。幼稚園にクマが転校してきたっていいし、みんなでクジラと綱引きしてもいい。わかりやすい意味を説明するのも大事なんですけど、本来そういう説明できないブラックボックス的なところがあるから、音楽のエモーションがある。
なんだか、以外ですよね!
もっと他の意味があるのかと思っていました。
誰に向けた応援ソングなのか
応援ソングっぽくないよね、とも言われるんだけど、確かにそうだよなあと思いつつ、どういう意図で作ったかはここで話してるので、よければ読んでみてください。https://t.co/gtoe1H6RaX
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) July 1, 2019
はじめて、「パプリカ」を聴いた時に
応援ソングだと感じましたか?
どちらかというと、子どもの頃の「思い出」や
子どもの頃に感じた「感情」を歌っている
イメージが強くありませんか?
でも、コンセプトは「応援ソング」
誰に向けた応援ソングなんだろう?
「パプリカ」は、Foorinたち 5人 のための応援ソング
米津玄師さんは、Foorinたち5人が
10年後や15年後の未来に
辛く悲しい時が来ても
この「パプリカ」を思い出すことで
彼らの背中を押してあげられるような
そんな「応援ソング」を作りたかったのではないでしょうか。
そして、その「応援ソング」が、結果的に
「みんな」のものになっていけばいいな
という願いが込められているように
米津玄師さんのインタビューから感じました。
「パプリカ」が完成した後、全員で打ち上げをしたんです。そこで最後に自分が話すことになった時、出てきた言葉があって。これから先、5人にはつらいことが増えていくかもしれない。いつか夜中に一人で部屋の中で泣くような日もくるだろう。でも、そうなったときに、10年前、15年前に「パプリカ」という曲があって、Foorinというプロジェクトがあって、ああいうことをやってたなって思い返して、それが何らかの祝福になってほしい、そういう存在であってほしいという話をしました。
そういう意味で、10年後、15年後にこの曲の真価が発揮されるかもしれないですね。
自分自身がそうですからね。子どもの頃に見ていたものに祝福されながら、それが今作っている音楽に還元されている。そういう小さな物語、小さいものを作ろうとしたんだと思います。
Foorinと米津玄師が歌う「パプリカ」では、意味合いが違う?
パプリカのカバーをYouTubeに投稿しました。原曲が世に出て一年ほどたった今、沢山の人たちに愛される曲になったことがとても嬉しいです。よろしくお願いします。
米津玄師 MV「パプリカ」Kenshi Yonezu / Paprika https://t.co/BR5NpgV5Bc
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) August 9, 2019
2019年8月9日に、米津玄師さんご自身が歌う
「パプリカ」がリリースされました。
歌詞は、全く同じなのに
なぜが違う歌のように感じた方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
「パプリカ」には、2面性があるように思います。
・未来への希望を表現している歌
・過去へ思いを馳せる歌
・思い出を懐かしむ歌
「パプリカ」には、未来の夢や希望を叶える為
そして、米津玄師さんが子どもの頃を思い返したように
将来、子どもたちが10年前、20年前の
自分が子ども時代を思い返した時に
子どもの頃に見ていたもの
感じていたことに
背中を押してもらえるような
優しさに溢れた「応援ソング」に感じます。
「パプリカ」に込められた思いとは
Foorinのパプリカ本日発売です。よろしく! pic.twitter.com/1QfwoHIC4Q
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) August 15, 2018
「パプリカ」という曲のタイトルに
明確な意味はないそうですが
気になったので、「パプリカ」の
花言葉を調べてみました!
・君を忘れない
・同情
・哀れみ
パプリカは白くて、かわいらしいお花が咲くんですって♪
そして、米津玄師さんご自身が歌った
「パプリカ」がリリースされたのが「8月9日」
つまり、「長崎原爆の日」です。
このことから、「パプリカ」には
過去に起こった「戦争」の痛みを忘れない
そして、戦争のない、平和な世界を願う
そんな思いが込められているように感じます。
「パプリカ」の歌に込められた思い まとめ
「ウチの子が甥っ子がパプリカにハマってる」という話を最近とにかくよく聞くようになった。楽しそうに歌って踊ってる姿を動画で見せてもらったりするんだけど、そのたびにああこの曲作れてよかったなと思う。
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) July 1, 2019
「パプリカ」は「2020応援ソングプロジェクト」の応援ソングとして作られた曲です。
未来に向けて頑張っている子どもたちに
今、見ているものを大切にして欲しい
過去に思いを馳せる大人たちへ
子どもの頃に見ていたものに祝福されながら
それが、今に還元されていることを
思い出して欲しい
そして、平和で優しい世界になって欲しい
そんな願いが込められた
多くの人たちの夢を
優しく背中を押してあげるような
「応援ソング」だと思います。